社名に込められた、支援の哲学
株式会社P.your&Peaceが千葉県山武市で運営する生活介護には、はっきりとした軸があります。「一人ひとりが主人公」——この言葉が、すべての活動の起点です。障がいの特性や得意なこと、興味や目標は人によって違う。その違いをそろえようとするのではなく、個性や可能性として尊重し、それぞれの強みを伸ばせるよう組み立てていく。福祉サービスの中で最も大事にしているのは、通う本人が自分らしく過ごせる場所になることだと、株式会社P.your&Peaceは言い切っています。
だからこそ、重い障がいがあっても主役の座は本人にあります。「あなたの得意が社会の力に」という言葉どおり、一人ひとりの力を引き出し、社会で活かせる能力へと育てていく道筋を描いています。
想いを、具体的な活動に落とし込む
哲学だけでは日々の支援は回りません。株式会社P.your&Peaceは、創作活動や軽作業、機能維持を目的とした運動といった活動を通じて、その考え方を形にしています。得意を起点に活動を選び、できたという手応えを積み重ねることで、自信や「やってみよう」という前向きさを育てていく。支援の目標は、本人とご家族、スタッフが話し合いながら個別支援計画にまとめ、共通のゴールを持って取り組みます。
個人的には、理念を掲げるだけで終わらせず、活動の一つひとつにその考え方をひもづけている点に、この事業所の誠実さを感じました。
家族も、地域も、同じ輪の中に
「主人公」でいてほしいのは、通う本人だけではありません。株式会社P.your&Peaceは、支える家族が少し力を抜いてホッとできる時間と場所を見いだせる環境づくりを進めています。日中活動の場が家族の負担軽減につながり、支援の様子を共有することで安心して任せられる関係を築いていく。車いす対応のリフト車による送迎も、その安心を支える一つの仕組みです。
誰もが夢を持てる地域を目指して
最終的に株式会社P.your&Peaceが見ているのは、障がいの有無に関わらず誰もが夢や喜びを持ち、支え合って暮らせる地域社会です。地域交流や社会参加の機会を積極的に設け、バスケットボールを軸にしたスポーツ支援も取り入れながら、施設の外へと関わりを広げていきます。千葉県山武市木原の拠点で、代表・大貫純平さんのもと、その理想へ向けた日中の場が始まろうとしています。


