一般社団法人MeRise|「ミライズ」という名前に込めた、成長と希望の就労支援

法人名が語る、支援への思い

「Me(私)がRise(上昇)する」という意味を持つ造語「ミライズ」は、利用者一人ひとりを物語の主人公として捉えるという姿勢を端的に示している。一般社団法人MeRiseは2017年12月に設立され、翌年の所沢みらい図オープンから始まり、2025年の自立みらい図新設・新建物移転まで、8年間かけて4事業所体制を整えてきた。就労継続支援B型・自立訓練・特定相談支援という3サービスを、それぞれ異なる役割を持つ拠点で展開している。
設立当初から一貫しているのは、「障がいのある方一人ひとりに合った就労支援」という方針だ。手帳の有無を問わず入口を開けている点や、ボーダーライン層への対応を明示している姿勢は、設立当初の理念が今も現場に残っている証拠だと思う。

自立みらい図に見る、個別支援の深さ

2025年3月に開所した自立みらい図は、自立訓練と就労継続支援B型を一体で運営する多機能型の事業所だ。「生活リズムを整えたい」「メンタルを整えながら少しずつ作業に慣れたい」という段階の方に向いており、午前に就B作業・午後にカリキュラムを受けられる組み合わせが選べる。マンツーマン面談で利用者の過去の経験や思いを丁寧に整理してから支援計画が作られる流れになっている。
「自分のペースに本当に合わせてもらえた」という声があり、画一的なメニューへの当てはめでなく個別の組み立てが行われている実態が伝わってくる。送迎は固定ルート2コース(就B)と3.5km圏内の自宅送迎(自立訓練)に分かれており、通所のハードルをできる限り取り除く工夫が随所にある、という声が目立つ。

所沢みらい図の3クラス制、その効果と背景

就労継続支援B型の所沢みらい図では、利用者の現在地に応じてビギナーコース・ミドルクラス・トップチーム(MTT)の3段階が設けられている。工賃は月20,000円〜40,000円で、クラスが上がれば時給も変わる。「クラス制があるから頑張る方向が見えやすい」という声は、成長の可視化という点でこの仕組みが機能していることを示している。
特別支援学校の実習先としても受け入れており、学校連携のルートを持っている。近隣の就労支援作業所からスキルアップ目的で移籍する利用者がいるという事実は、単なる自己評価ではない外部からの評価として読める。個人的には、「移籍したくなる作業所」という評判が自然に広がっている点が、地域での信頼の積み重ねを示していると感じた。

年間行事と、継続することの関係

キックベース大会・夏のBBQ・フリマ出店・花見ウォーキング・焼き芋会・忘年会——年間12ヶ月のほぼ毎月に何らかの行事が組まれている。フリマ出店は販売収益の60%が工賃として反映され、グループディスカッション形式の防災訓練では自分の意見を集団に発信する力を育てる機会になっている。12月の表彰状授与は、一年の成長を形にして認める場として機能している。
「次の行事が楽しみで通うモチベーションになっている」という利用者の声がある。相談みらい図はLINE・電話・メールフォームで問い合わせを受け付けており、通所後の小さな悩みも同じ建物内で相談できる。「悩んだらすぐ話せる場所が近くにある」という安心感が、継続につながっているという声も目立つ。

所沢 就労支援

ビジネス名
一般社団法人MeRise
住所
〒359-0022
埼玉県所沢市本郷215番地1
アクセス
東所沢駅より徒歩約8分
TEL
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営業時間
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定休日
日曜日・祝日(一部土曜日)
URL
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